筋肉の質なんてないwww

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筋肉とダイエットに関する議論で筋肉の質について言及されることがあるが、私は懐疑的に思っている。「タニタ」社も「筋質」という言葉を以下に定めているが「筋肉の質」という考え方はあまり意味がないように思う。

筋肉は「筋線維」と「筋線維をとりまく組織(水分や脂肪、結合組織)」の集合体です。
乳幼児は筋線維が細く、発育とともに筋線維は太く、密になります。また、加齢に伴い筋線維が細くなることや、数が少なくなるという報告もあります※。

タニタでは、筋力の衰えや、身体機能の低下は「筋肉量」だけでなく、このような「筋肉の質(状態)」も影響すると考え、研究してきました。タニタは“加齢”や“運動習慣の有無”により、筋肉の質が変化することを解明*。
デュアル周波数測定により、カラダを細胞レベルで分析できるようになり、この“筋肉の質”をチェックすることが可能になりました。

筋質とは|タニタマガジン | タニタ
筋質とは筋肉の質(状態)のこと。筋肉は「量」だけでなく「質」もチェックすることでその状態を把握することができます。

おそらく、運動せずに筋肉が衰えたときに筋肉が水分や脂肪を含んでしまう。みたいな感じ。

筋力の衰えや、身体機能の低下は「筋肉量」だけでなく、このような「筋肉の質(状態)」も影響すると考え、研究してきました。タニタは“加齢”や“運動習慣の有無”により、筋肉の質が変化することを解明*。

とあるが、加齢により筋肉量が低下するのは基本運動不足だからなので、“加齢”や“運動習慣の有無”は特に区別して考える必要はないと考えられる。

単純に運動不足で筋肉が衰えたことで筋肉量が減って、そこに水分や脂肪を含む可能性があるといったところだろうか。それによって筋肉が増える事を妨げる事があるのかは不明だが、著しく影響があるとは考えられない。

普通に筋肉量が少ないからぶよぶよするのであって、鍛えて筋肉量を増やせば運動不足にかかわらず、筋力は上がるし体の張りも出てくる。

筋肉の質が悪いからといって特殊な事をして改善されるようなことはない。単純に筋トレで筋肉量を増やせばいいだけだろう。

筋肉にサシ(脂肪)が入る??

A5ランクの牛肉のように、人の筋肉にサシ(脂肪)が入りこむ現象が言及されることもある。

一応確認はされているらしいが、牛肉のようにがっつりはいるわけではないし、特別な改善方法があるわけでもないので、気にする必要は全くない。

99%以上の脂肪は筋肉の外側につくし、普通にダイエットをすれば綺麗に痩せるのである!

筋肉の質はあるともいえる

速筋と遅筋の割合は生まれつき決まっているので、瞬発力に優れた人と持久力に優れた人はいる。

また、ボディビル的な観点では、トレーニング方法や食事法で筋肉の形や張りが変わってくる。一般的には考えられることもないレベルでのそういったレベルでは「筋肉の質」の良し悪しもあるといえるだろう。

力の強さと筋肉の質

また、力が強い弱いは筋肉の質とは関係あるともないともいえる。

筋力は筋肉の太さに概ね比例するが、日常での力の発揮。例えば腕相撲。圧倒的に腕が太い人でも細腕のアームレスラーには歯が立たない。これは局所的に必要な部位を鍛えていることや、筋肉ではなく、神経系がかなり強化されているからだ。

筋肉と神経系。関節や骨は複合的に作用するが、これを筋肉の質とまとめて考えられるだろうか?個人的にはそれぞれを分けて捉えており、筋肉の質の良し悪しはない。と考えている。

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