格闘家の減量方法を真似しても痩せないし、危険

カテゴリーなし
この記事は約3分で読めます。

格闘技などの階級制のスポーツでは、一時的に体重を落とすだけでいい。

大体は、試合前日に規定の体重以下になっているか計量をする。体重が重いほうが有利なので、計量後は沢山食べて飲んで体重を戻す。

試合後には減量前の体重に戻る人がほとんどなので、一般のダイエットには使えない。

塩抜き

塩は体の皮下に水分を貯める性質がある。

大抵の人は塩を摂りすぎているので、塩を摂るのをやめると体から水分が抜けて体重が減る。むくみやすい人は塩の量に注意しよう。

特に危険ではない。

炭水化物を抜く

炭水化物は1gあたり4gの水分を筋肉内に取り込む性質がある。

炭水化物の摂取を制限する糖質制限ダイエットで体重が減りやすいのは、体から水分が抜けるから。炭水化物を一日50g以下にすれば2,3kgは簡単に減る。

特に危険ではないが、下手にやると体を壊すので注意。タンパク質と脂肪を多く摂るようにする。

極端な減量をすると死ぬ

また、一時的に体重を落とそうと水分補給をおろそかにする。極端な食事制限をする。などは当然危険で、命の危険もあるので絶対にやめよう。

1997年にはアメリカの大学に所属する3人のレスラーが減量により死亡。2015年にはMMA選手のヤン・ジェンビン氏が計量前に脱水症状で死亡する事故が起きた。

↓は計量時に失神する格闘技の女性選手「ユリア・ストリアレンコ」氏。


激しい水分制限をすると血中の尿素およびクレアチニン、ナトリウムの濃度が非常に高くなり、これは腎臓が機能不全を起こしていることを示唆している。

汗をかく=痩せるor消費カロリーが大きいではない

汗をかくと一時的に体から水分が出る分の体重が減る。汗をかいた分だけ痩せた気になるが、それは一時的に体重が減っただけ。

汗をかいたほうが脂肪が落ちるわけではないので、ダイエットをしたい人は以下に紹介する方法に注意しよう。

汗をかくだけの減量法

ほとんどの減量法は汗をかいて一時的に体重を落とすだけ。水分補給もあまり行わないので、長期間続けると危険だ。真似しないようにしよう。

サウナ

サウナは定番の減量法で、じっとしているだけでいいので体力が落ちているときでもやりやすい。とはいえ倒れたらその後も暑い部屋で汗をかき続けて危険なので注意したい。

当然体に悪いので水分を摂らないサウナはおすすめしない。

サウナスーツ+有酸素運動

サウナスーツを着たまま、走ったり軽い運動をする。個人的に試したことはないが、相当汗をかくので減量に最適らしい。多分かなり暑い。

ボクサーがよくやっているイメージ。

ランニング

ランニングだけでかなり汗をかくわけではないが、サウナなどはどこでも出来るわけではないので、計量を失敗したあとのラストスパートで少し汗を書くために走ったりする。

普通のダイエットとしてもカロリー消費は狙える。

まとめ

適度な食事制限と運動で健康的な生活を送り、徐々に脂肪を落として体を引き締めるのが一番良い!

参考https://gigazine.net/news/20211231-mma-extreme-weight-cutting-danger/

タイトルとURLをコピーしました