誰が言い始めたのか分からないが、これは明確に間違いである。
筋トレで身長が止まるのは大けがをした時だけ
成長期の子供が筋トレをすることで身長が止まることはない。
腰や膝がまだ大人ほどは強くないので、激しい運動で痛めて発育不全になる場合は考えられる。基本的には怪我をしなければマイナスになることはない。
逆にいえば、筋トレで身長の伸びを止めるほうが難しい。大怪我の可能性があるような運動はどちらにせよやるべきではない。
筋トレで身長が伸びる
筋トレをすると成長ホルモンが出やすい。
運動不足の場合は成長ホルモンが促進される事で身長が伸びやすくなることもある。筋トレは発育にプラスだと考えていい。筋肉が増えて身長がのびるというより、運動が体の成長に有効だと言える。
身長が止まってから筋肉が付き始める
体が男性的に男性的になる第二次性徴は中学生~高校卒業時期になる。
この時期に身長が止まる。筋肉がつく時期と身長が止まる時期がかぶっているから筋肉がついたから身長が止まったと言われる要因になっている。
体操選手の身長が小さい理由
体が小さいほうが有利だから。
大きい選手もいないことはないが、活躍している選手のほとんどは平均身長以下。跳んだり跳ねたりするには風の抵抗や重力の抵抗が少ない小さい体のほうが有利なのだ。
チビは筋トレにはまりやすい
そもそも筋トレは身体能力を上げたり体を大きくするもの。
元々の体が小さい人が筋トレに打ち込みやすい傾向にあるのだ。かくいう私も身長が157㎝しかなくて体を鍛えないと体育でも部活でもちょっとした腕相撲対決でも勝てないのが悔しくて鍛え始めた。
チビはマッチョになりやすい。みえやすい
チビは手足が短い。
腕が短くても太くなりやすいわけではないが、同じ太さになったときに、腕が短いほうが相対的に太く見えるのだ。
同じ筋量でも骨格が小さいほうが筋肉質になるので、比較的にマッチョになりやすい。逆に180㎝以上で筋骨隆々になるのは難しい。
まとめ
チビマッチョが多いが、そのほとんどは体の小ささをカバーするために鍛えているorマッチョにみえやすいだけであり、筋肉をつけることにより身長の伸びが止まる証拠はない。