脚痩せに脚パカを進める人が多いが、あんな大した効果がないわりに腰も痛めやすい種目はやる必要はない。
本当に脚痩せに効果があるのは「ワイドスクワット」だ。
負荷が高い=脚痩せ効果が高い
一応言っておくが、脚痩せとは筋トレで足の筋肉をつけて形を良くすること&減量で全身の脂肪を落とすことで足の脂肪も落とすこと。
足パカのような不思議なエクササイズに特別に足の脂肪を落とす効果はない。単純に負荷の低いだけの運動である。
スクワットやデッドリフトなどの負荷の高い基本のトレーニングのほうが圧倒的に効果が高いのは歴然なのである!
ワイドスクワットが脚痩せに向いている理由
筋トレは負荷をかけるもの。効果が高いトレーニングとは、負荷が高いトレーニングのこと。
ワイドスクワットは道具を使わなくても体重分は負荷がかかるので負荷が高い。
ワイドスクワットのコツ
足幅を肩幅の1.5倍ほどに開き、つま先を外側に開き、背中をまっすぐにして、負荷をかけて、なるべく深くしゃがむ。
膝とつま先を同じ角度にする
股関節が硬いと膝が内側に入りがち。膝がねじれてしまうので膝がぶち壊れてしまう。
膝が開く限界の角度と同じだけつま先を開くのがベスト。
なるべく深くしゃがむ
自重のスクワットでも深くしゃがめば、良い負荷になる。
自己流でやっている人はしゃがみが浅すぎる場合がほとんどで、それだと負荷が低い。
股関節が硬くて最後までしゃがめない場合は、風呂上がりに柔軟をしよう。
重量
自重とバーベルスクワットでは効果がまるで違う。
当ジムでは運動経験のない50代女性でも、20回ほど通ったころには40㎏以上を担いでスクワットをしている。もちろんきついのだが効果は絶大で、1回2回のトレーニングでも体の変化を感じられる。
脚パカの効果がない理由
負荷が低いから。
脚の重さくらいしか負荷がかからないので、大した効果が見込めない。ワイドスクワットが出来ないから脚パカから始めて体力をつけてワイドスクワットに移行するのも微妙な話。
単純にしゃがむ深さで負荷を調整できるし、効果的だ。
脚パカで腰が痛くなる理由
脚パカで腰に負荷がかかって腰が痛くなる場合もある。これは腰が浮いているのが原因だ。
仰向けのトレーニングで腰が浮くと腰に負担がかかりやすいので注意したい。腹筋の場合も同じ。
上手く出来る人は別にやっても構わないが、わざわざ効果が低くてリスクの高い足パカをやる必要はない。